“知っているつもりの知見”は、実は驚くほど外に出ていません。
“知っているつもりの知見”は、実は驚くほど外に出ていません。
最近、企業様に弊社の “ナレッジハーベスト” をご紹介する機会が増えています。
ー ナレッジハーベストとは?
ナレッジハーベスト(Knowledge Harvest) は、
ベテランが“話すだけ”で経験・判断基準・注意点などを引き出し、AIが構造化する「知識の収穫プロセス」 のことです。
Harvest=収穫 の名の通り、
人の頭の中に埋もれている知見を、会話を通じて丁寧に掘り起こし、
文章よりも“本来の姿に近い形”で残していくアプローチです。
現場ではよくこんな状況が見られます。
・判断が“空気””雰囲気”で伝わり、理由が共有されない
・例外対応は体験して、見て、覚えるしかない
・忙しく、振り返りの時間がない
・判断の流れを整理する仕組みがない
こうした環境では、知見の大部分が“個人の中だけ”に閉じてしまいます。
さらに認知科学では、自分の思考プロセスを正しく説明できる人は全体の2〜3割と言われています。
つまり文章で書いても、
・自分が自覚している部分だけ
・バイアスが乗った形で
しか残らないことが多いのです。
文章を書くと、人はどうしても“綺麗に整えたストーリー”に寄せてしまいます。しかし実際の判断はもっと複雑で、例外と瞬間的判断の積み重ねです。
だからこそ、
話す → 思い出す → 気づく → 隠れていた判断基準が出てくる
という“会話型プロセス”が不可欠です。
AIは、この会話を
● 流れ
● 要素
● 背景
として整理するのに非常に向いています。
人が話す → AIが構造化 → 人が補正する
この役割分担が成立すると、暗黙知の可視化が一気に前に進みます。
暗黙知の継承は、
● 環境(話す文化・質問できる関係性)
● 心構え(知識を共有する意思)
● AI(会話の整理・構造化)
この三つが揃ってこそ成立します。
つまり、
“AIを使えば解決する””AIは魔法の杖”ではなく、
“AIをきっかけに、属人化しない組織にアップデートしていくこと”が取り組みの本質なのです。
ナレッジハーベストは、
単なるAIツールではなく 組織風土の変革を促す取り組みだと感じています。
ーこんな課題を感じている方へ
「資料はあるのに同じ品質で再現できない」
「ベテランの判断理由だけが残らない」
そんなチームにこそ、
“話すだけで25年分の判断基準が浮き彫りになる” 体験 を知ってほしいです。
以下より、詳細をご確認いただけますので、是非ご覧下さい。
https://drive.google.com/file/d/1w-jgRoZ243xxsqo_3iLATpopnFVhTYct/view?usp=drive_link
https://youtu.be/gxiyPFxKIOA (ご案内の動画です。)